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群馬県内でドングリなどの堅果(けんか)類の実りを示す豊凶指数が

今年は7段階の区分で下から3番目の「凶作」となり、餌を求めて人里

にクマが出没する恐れが高まっている。

例年は現れない場所にも出没する可能性があるとして、県が注意を呼びかけている。

 

県鳥獣被害対策支援センターによると、被害件数は2017〜19年度が各2件で、

16年度は6件、14年度は4件、12年度は7件。堅果類の豊凶指数と相関関係があり、

豊作の年に比べて不作の年の方が多い傾向があるという。

 

センターは9月上〜中旬、利根沼田地域で堅果類の実りを調査した。ブナは大凶作、

ミズキは凶作、ミズナラ、コナラ、クリは不作で、5樹種の合計では凶作となった。

担当者は「気候などによるとの見方もあるが、はっきりした理由はわからない」としている。

 

出没頭数自体も豊凶指数に左右される。不作だった19年度は被害は比較的少なかった

ものの、過去10年で最多の234頭が出没。並作だった17年度は78頭、18年度は95頭で、

不作だった16年度は177頭だった。

 

凶作の今年は「例年出ない場所にも出没する可能性があり、出没情報に注意してほしい」と

センターの担当者。入山時は鈴やラジオなど音が出るものを携帯し、収穫した農作物の残り

や収穫予定のない果物類を処分するよう呼びかける。

 

16日にけが人が出た旅館では、敷地内に捕獲用のオリを設置したり、クマが近づかないよう

通路の照明を明るくしたりした。

 

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